【十四代】酒未来 上諸白 純米大吟醸の定価・種類などスペック一覧
米こうじ(国産米100%)
10,000円前後
44,600円~60,000円
十四代目 高木辰五郎が育成した酒米「酒未来(読み方:さけみらい)」とは?
みちのく羽州の気候、風土にあった、短稈、耐寒、大粒、円盤状心白等を備えた酒米を十八年の歳月をかけ交配、育種を重ね成功し、この種米を「酒未来」と命名。
(参照:裏ラベルから引用)
酒未来は、十四代目・高木辰五郎氏が約18年をかけて育成した酒米(試験醸造は十五代目が担当)。
純正な種子の生産は『羽州誉』や『龍の落とし子』とともに、1997年から酒米専門の精米・卸会社、株式会社アスクの試験田で育種が開始された(参照:株式会社アスク 会社沿革)。
現在も『羽州誉』『龍の落とし子』『酒未来』の3品種は全国でアスクのみが取り扱っている。
(参照:食品産業新聞社 山形米卸「アスク」ルポ前編)
酒未来は母系に『山酒4号』、父系に『美山錦』を交配。
ちなみに『龍の落とし子』はこの交配の逆で、母系に『美山錦』、父系に『山酒4号』を使用。
1998年頃より本格的に試験醸造が始動するも、現十五代目社長による試験醸造は当初難航し、失敗を重ねたとされる。
(参照:日経ビジネス 高木酒造・高木社長 父子で挑んだ、未来をつくる酒米開発)
現在では『酒未来』を使用する酒蔵は全国に20社以上にのぼり、特に亀の井酒造の『くどき上手』は相性の良さが認められ、1999年の完成直後より提供を開始。
現在も『くどき上手 酒未来50 純米吟醸』『くどき上手Jr. 酒未来33 純米大吟醸』などが人気を集めている。
酒未来の名称には『日本酒が未来永劫発展するように』との願いが込められている。
十四代の酒未来には精米歩合35%の純米大吟醸『大極上諸白』もラインナップされている。
【十四代】酒未来 上諸白 純米大吟醸の味は?
開栓すると、まずは洋梨やマスカットを思わせる上品で華やかな香りが立ち上る。
口に含むとフルーティーな甘みが口いっぱいに広がり、奥から米の柔らかな旨みが顔を出す。
華やかな香りだけにとどまらず、甘みと酸味が一体となり飲み込むタイミングを迷うほどに豊かな味わいを楽しめる。
透き通るような上品さと共にしっかりとした余韻が残るので1杯でも満足感を味わえる。
さすがの完成度でまたすぐに飲みたくなる逸品。
【十四代】酒未来 上諸白 純米大吟醸の定価と通販で買える店は?
【十四代】酒未来 上諸白 純米大吟醸は高木酒造公式サイトで買えるのか?
高木酒造は公式サイトがないので購入不可。
【十四代】酒未来 上諸白 純米大吟醸の定価と通販の流通価格は?
10,000円前後
44,600円~60,000円
酒未来 上諸白 純米大吟醸は2024年11月現在、Amazon・楽天市場・Yahoo!で購入可能。
最も安く買えるのは酒の本丸屋Yahoo!店。
【十四代】酒未来 上諸白 純米大吟醸
最安値店は酒の本丸屋Yahoo!店
酒の本丸屋Yahoo!店は新潟県小千谷市に店をかまえる有限会社新保屋酒店が運営している。
2022年に店舗をリニューアルしてカフェを併設。
おしゃれな店内ではクリームソーダやケーキを食べることもできる。
Googleレビューは★4.5の高評価。
酒の本丸屋Yahoo!店のショップレビューも★4.91と超高評価。
コメント
コメント一覧 (1件)
甘く香り高いお酒です。
甘さが来た後に、アルコールのアタックとは異なる少しだけピリッとした炭酸のような辛さの感覚があります。
総じて非常に飲みやすいお酒です。
飲んだことがなく、定価で買えるなら試していただきたいお酒です。